週刊少年マガジン2022年36・37号
『ガチアクタ』
相変わらずデザイン性抜群!!
『無二の一撃』
少年たちが飯を食う。柿の種の入った炒飯とか美味しそうじゃん!!
43話 ハイパーインフレーション
ジャンプラから生まれし超怪作・ファンタジー・ショタ・マネーゲームも佳境。
ここのところ城攻めの攻防なのだけど、バトル頂上対決が女性対女性になってて大変面白い。
職人も女性だったりする。特に性別に深い意味はなく登場してくる部分、フェミニズム批評的に面白い素材なんじゃないかね(「フェミニズム批評」というのは批評の型のうちのひとつでして、ちゃんと研究者のいる分野なんですよ)
「[第68話]怪獣8号」
アニメ化の発表回。
日本の各地の実際の地名を出して怪獣怪異を表現。実在の地名は臨場感があっていいですね!
コマも大きくて怪獣どんどん現る!という緊迫感が良い回。
ただ、特撮系の怪獣じゃなくてエヴァ系のネトッとした有機的な質感の怪獣なので、ホントにやだな。。って感じがする(ウルトラマンの中でも素朴系怪獣(ゴモラとか)は出てくると結構嬉しい)(ウルトラマンネクサスとかの怪獣のイメージ)(クリーチャー系)
『極主夫道』98話
このスカしたオチのセンス、簡単に真似できるもんじゃないと思うんだけどどうして簡単に実写化してしまうの。。
いわゆるTwitterの「生ハム原木構文」(家にちょっと良いものを持っていることをストレス耐性条件にする)を覆すダイナミズムよ。私少し絶望した!
モーニング、「男女が楽しめて」というキャッチコピーが付いたんだなあ(前までは「知識もつく」だった気がするが)
『状況生活録イチジョウ』
そうかー、やっぱり男性で女児アニメ好きってなるとこういう感じなのかな、という想像しちゃう回。いいじゃん女児アニメ。リテラシーもちゃんとしてるし面白いのになあ。
『望郷太郎』
相変わらず重厚な異世界マネーと政治。『ハイパーインフレーション』と比べるとファンタジーみがグッと少ないし残酷さも際立っててどちらもいいですネ。
『黒博物館 三日月よ怪物と踊れ』
いいかい、藤田センセはさあ、弱い者を守ろうと、そして弱い者を奮起させるのサ。いつだって弱い者が強いものをぶん殴ることを考えていて、それを突き詰めたら、女性差別が題材になったっていうことなのサ(30年来の藤田ファン)