このエントリーに書いた感想は以下の4件。
- 『怪獣くん』
- 『イブニング 2022年18号』
- 『CIEL 2022年9月号 [雑誌]』
- 『川血』
※Webマンガリンクは時間が経つと閲覧ができなくなっている可能性もありますがご了承くださいませ
『怪獣くん』
クラスの転校生は「怪獣」。かわいくて元気な怪獣の女の子(片親が怪獣のためみためは普通の子)、このみは「みんな仲良し」がモットーの学校で友達に囲まれる予定が・・・?
私個人の話なんですが「クラスでうまくやる」ということができない人間でして(集団行動がほんっとにできない)、「みんな仲良く」という言葉は地獄宣言みたいに感じます。
んで、本作も「怪獣」というマイナスイメージのあだ名をつけられた少年がハブられており・・・このみちゃん!気を付けろ絶対そいつらハブってくるから~~~あああ~~~!!!怖い!怖い!!!
なおこちらの作品、加筆修正ありとはいえ学校の卒業制作の作品。仕上がってる~
『イブニング 2022年18号』
『たたセン~からめる先生の奇妙な課外授業~』
イブニングでイチオシのバカエロコント。
EDの彼氏、羽賀と美人彼女、鵜川の教師カップル・・・と同じ学校に配属されてしまった、元風俗嬢「からめる」ちゃん。風俗嬢だった過去、ED教師に勃起の可能性を示してしまったことでこのカップルに「勃起指導」をする羽目に・・・
毎回斬新なコントを繰り出してくれる本作、エロシーンは本格的でたいそう困る(子供がスマホを覗いてくるなどすると)というその意味でおすすめなのですが、なにより顔芸が素晴らしくて毎回楽しみにしている。
個人的にはあまりエロが得意じゃないのだけど、エロと顔芸がセットになっていることでしか味わえない味覚になっており、なんつうかノンアルコールじゃビールとして認められないと言うか、たたセンからエロを抜いたらギャグとしても気が抜けてしまうという意味でたいへんアンビバレンツな作品。まわりくどいけどおススメなんだ。
今回のたたセンは「なんと雷のせいで羽賀先生が勃起しちゃった!?一方鵜川先生は雷にビックリして裸で更衣室を飛び出しちゃったよ~☆」というオールドな予感のコント。そこにからめるちゃんの顔芸が炸裂するっていうさあ・・・。いや面白いんだって。
『CIEL 2022年9月号 [雑誌]』
KADOKAWA発信のBLコミック。
ボイスコミック配信記念で試し読みが豊富だったり、話数を前後編に分けていたりと特殊な掲載の方法が多い気がする。
ウリは「胸キュン&Hたっぷりマガジン」ということで絡みもばっちり。
私はBL文化を良く知らないのですが確かに肌色が多いことは確認いたしましたです。はい。
『川血』
河に住む河童たち。のうち、ひとりは少しだけみんなと違う・・・。血反吐の味を覚える短編。
吐きそうな現実を想起させる妖怪物語。泣きたくなるような物語運びのあと、壮大な絵面が少し救いを与える。
大好きな作家、岡田索雲先生の新刊『ようきなやつら』に入っている一編。みんな読んで辛い気持ちになろうよ!面白いよ!