その日読んだ漫画の雑感をまとめておくエントリです。
リンク切れや無料期間公開終了などご容赦くださいませ。
本日は5件の漫画の感想です。
[第115話]ダンダダン
素晴らしい。。
勢いとアクションと画面のデカさ、もうスマホビューであることを気にしない見開きの連発(だって街見るの見開きの方がカッコいいじゃん!)
そしてブサイクがブサイクのまま頑張ることの一周回った新しさ。そうだ異世界転生なんて要らねえんだ、ブサイクでカッコよくて何が悪い(興奮)
[拷問195]姫様“拷問”の時間です
おなじみ、拷問と称した「やさしいせかい(※ジャンプラ随一の)」漫画。
今回はすごくいい保育園の安全対策みたいな話。
保護者としていつも本当に助かってます(保育園への気持ちをそのまま綴っています)
[その21]放課後ひみつクラブ
プール回だ。。別にえっちじゃない。
放課後ひみつクラブは30年前の子供向けアニメのリテラシーを思い出す。
こんな無意味な回もあった、エロに結びつけられない単なる無意味.
Ekiss2023年9月号『けむたい姉とずるい妹』
もつれてるのに捨てられない家族への情を持て余す姉。
なんか、いろんな本や、体験談、コンテンツがあって、
「家族への情なんて捨てたらいい」
なんて、そんなの分かってて
問題は「どう捨てるか、いつ捨てるか、どのくらい捨てるか」っていう、すごく繊細な個人の裁量
『けむたい姉とずるい妹』の中で「捨てるきっかけ」が描かれていて、それが「友達の家、お母さんとお父さんの愛人が友達になって家族関係になって暮らしてる」ってことで。
すごくドラマティックでセンシティブで、このくらいのことがあってはじめて捨てられるって人もいる
情を捨てると楽だ、なんていうのは分かってるんだって。そのきっかけが見たいんだって。
情をベリベリ剥がすことだって、当たり前のように痛い。怖い。大きなきっかけがいる場合がある。
でもそこに至るきっかけはとても個人的なことで、おいそれと生きてる人に聞けるものじゃないし、聞いたところでその人のものだから役に立たないかもしれないし
漫画やアニメ、コンテンツの世界で、そういうセンシティブな秘密を見せてもらえるのは、私はアリだと思う。
アフタヌーン2023年9月号
いろんな話が見せ場な号で、すごく読み応えがあってぐっと入り込んでしまった。
特に『ブルーピリオド』、私も美大生の端くれなので(東京藝大とかのエリートたあ無縁だが)、
「美術のモチーフに当事者感情は必要か」
という、めっちゃ美術のテーマをぶち込んできてて・・・すごくイイっす。
その他『メダリスト』『フラジャイル』『ヴィンランドサガ』『青野くんに触りたいから死にたい』などが大盛り上がりで、『プ~ねこ』『乾と巽ーザバイカル戦記ー』『ダーウィン事変』・・・わあ大変大変!!
だけど最後に『アンダー3』のどうしようもない下品さで現世に帰ってきた。わはは
雑誌はいいな、こういうところがいい。
最近、コンテンツから「そろそろ現実に帰れ」って言われることが多いので・・・
『アンダー3』でものすごく冷静になるので、はい、そういうところいいですね。
※批判強めになってしまうのでリンクは貼らないのだけど、
アフタヌーンの四季賞の漫画作品、すごく無遠慮な民俗学者が出てきて、
フィールドワークでよそさんの島に土足で入り込んで「奇妙な祭り」だの祭りの後を勝手に漁るだのすると『ミッドサマー』のジョシュみてえにたたっ殺されるぞ・・・となってしまって入り込めない。いやもうこれはごめん、私が民俗学かじってるから!そうじゃない人はやんわり楽しんでいいと思う!!