その日読んだ漫画の雑感をまとめておくエントリです。
リンク切れや無料期間公開終了などご容赦くださいませ。
本日は3件の漫画の感想です。
ボールアンドチェイン
南Q太新作!
今のところ、2人の女性(※社会的に見られているジェンダーとして)のそれぞれの行動を見守るドラマ。
一方、家庭を作り夫と不和、しかし息子は可愛い専業主婦。
一方、性別の揺らぎを感じ、パートナーと結婚を控える会社員。
専業主婦は太って穏やかな明らかに「おばさん」として描かれ、会社員はソリッドでオシャレ。専業主婦は働いておらず世界が狭く、息苦しい様子。
私は家庭の主婦が仕事を持たなくていいレイヤーではないので、この時代にあって全くの専業主婦である人にちょっとなじみが出ない。
対して会社員は性自認を自覚、強く主張して曲げない人で、こちらはとても現代的。
・・・みたいなことが、多分このあとハラハラとほどけていきそうな予感。
まだ3話なのでじっくり待ちましょう。
「[#4]スパイダーマン:オクトパスガール」
スパイダーマンのオクトパス、日本の女子小学生に憑依する・・・!
ごめん私あんまりアメコミ詳しくなくて「憑依」ってテンション違ってそうだけど、とにかく上質なバトルコメディ。オクトパス、本作品ではいいおじさんです。
今回の大注目は「マンガの扉絵にスパイダーマン通販ページへのリンクをつける」こと。なんか青く光ってて、なにこれ?ってタップしたら通販ページに飛んだ。おもしれー!
すごく質のいい「商品」で、お話の後半に貧困のこどもたちが出てくるけどまあ次回でなんとかなるんだろうと期待が持てる。
逆に言えば貧困に1ミリたりともリアリティがないとも言える。強めに「貧困を消費してますね」という批判はあり得る。
ちょっとね、めちゃめちゃ計算された商業ルートと、貧困の子を救う話が混ざってんのはエグイな、って感じちゃったので。こう、ノれるかノレないかで言えば辛い気持ち。
「[第116話]ダンダダン」
ハイパー作画オカルトバトル漫画、今回は市街戦で街崩壊しながら「東京スカイツリーと東京タワーは殴り合ったらどっちが強い!?」という怪獣VSロボットバトル!
週間でこの作画コスト。。私こんなこと滅多に言わないけど、こればかりは言ってしまう「神作画」であるとッ!
この会のバトルの主人公は坂田金太、厨二オタク。
今時の、見栄えのいいオタクじゃないから。
素晴らしい画力でしっかりブサイクだから。
「好きなものがある、ロボットと!!美少女!!」
だから、それを投げ出して逃げない・・・・・・・・・・・・ッ!!!!!!
オタクの星のようなやつよ・・・!!!キンタマケルナ!!
先日、ガンダムの『水星の魔女』のインタビューで「(同性の)結婚」という文字が削除っていう事があって。
守れ~~~!!!ロボットアニメの表現と美少女守れ~~~!!!!!
「誇れるものが何もない」、そいつが好きなもんのために頑張る。これがヒーローやろがいッ!!!!