「マンガの中にどうぶつとひとが出てくればなんでもあり」のアンソロジー漫画。6人の作家の短編を収録。
(漫画は72ページのナンバリングで終わっていたけど、販売サイトでは78ページになってるな?この辺りのカウントはなにかあるのかな。私はどちらでも構わないけど)
私はネルノダイスキ氏の漫画が好きで、本作に収録された「くちこみ」もとても良かったよ!ツバメのやってるスワロー不動産はHPを運営していて、口コミも活況!・・・というお話。わはは。
トキワセイイチ氏『鬼熊』は倫理観を崩してくるような不安な話!かわいいかわいいクマさんが、少し。。エロティックに見えるように絡んでくるの、根源的にちょっとこわくて、はい、すごく好み。民話の怖さと可愛さ。
Ququ氏の『キリンさんの長い首』は現実の生々しさを感じさせるお話。入管問題などに意識がある人はきゅっとくると思う。。
LIOKIM氏の『散歩する電気羊』は宇宙のスイートな浪漫!13本の足の犬かわいい!13本足犬用の宇宙服カワイイ!
あと宇宙の中で、宇宙服を脱いで無料で休める公園ポッドがある概念、好き!
笠辺哲氏の『お見合い』はショートでへらっと笑えるお話。猫好きはニコニコしちゃうはず。
河野別荘地氏の『電子ペット』は動物をノスタルジーあふれた「たまごっち」に据えて出してくる短編。私には分からない世界でこれもまたよし。
作家の皆さん、商業とかでも描かれていたりするので。気になる作家さんがいたらチェックしてみて〜。
あとこの本自体もリンク先からまだ在庫あるみたいよ!(2022年12月18日現在)