その日読んだ漫画の雑感をまとめておくエントリです。
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【読切】わたしひとりの部屋/udn
ヒリヒリした若者の絶望の話。
言葉では明示されないけど主人公には明らかに発達障害があり(そしてそれは自分からも社会からも見過ごされている)、
そしてしんどすぎる社会で、健常者であろう「すきなひと」は死んでいく。
何も考えないで、頭を使わないでできるゲームのこと、あるいはそのプレイ内容のこと。
良くないことば・・・だと思う。人の尊厳上の生死を分けることばで、娯楽コンテンツのプレイ内容を指す内容として完全に不適切。
私も父が亡くなった時を思い出すので、口癖みたいに言ってるいい年の大人には醒めた気持ちになる。
でもぎゅうぎゅうに押しつぶされる社会で、ゲームだけが許された社会で、そこでの共通認識、仲間意識としてそんな良くないことばや自虐でしか繋がれない、
しんどすぎる社会で、何も考えたくない、
そんな時、ひょっとしたら「脳死」ということばは、適切なのかもしれない。
ただ言いたいのは、それは社会、社会が悪いのであって、あなた個人が悪いんじゃないってこと。
だから、「脳死」は自分に使うべきじゃない、社会に使うべき。
そしてそのことばを言われて悲しい気持ちになる人にいつか想いを馳せられるように、死ぬよりかはそんなことばでゲーム社会でつながって、いつか今の社会の脳を殺してほしい。
[第10話]ハンサムマストダイ
ツライ漫画を読んだ後に、それこそなにも考えなくて済むギャグ漫画。
もう・・・異次元の知性対策。知性に対して課税!増税!知性税!結果異次元の少知性化!たいへん!超少知性化水準に到達!(なにを言ってるんだ私は)
本当に馬鹿だなあ・・・2023年にピラニアで笑い取ろうとするんじゃないよ(大笑い)
(※しかし、日本における男性アイドルをめぐる大規模・組織的性犯罪問題の議論も進まない今、ギャグマンガといえど男性アイドル表象はちょっぴりセンシティブ・・・いやこの人たちジャニーズじゃないと思うけど・・・)